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根付とは、装身具の一種で、江戸時代、印籠やたばこ入れを腰に下げる際、紐の端にこれを取付け、帯をくぐらせて外に出し、紐がはずれないようにしたもの。
木、竹、骨、角、金属、水晶、象牙などの材料で、人物、動物、器財などの細密な小彫刻を施したものが多く、工芸品としても発達した。
本書では根付の中でも、動物の意匠を集めて紹介。
細かな細工、様々なデザインが、江戸の粋を今に伝えている。
何よりも動物の姿が愛らしく、見ているだけで楽しくなる一冊。
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