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少子高齢化の時代に、古くて新しい「暮らし方」の提案。
思いやりあふれる街と家づくりの名著。今だから読みたい一冊!
1950年代の日本では、まだ道は砂利道で、道や路地は子どもたちの遊び場でした。道の両側に建った家、特に両隣りの家や向かい側数軒の家とは、生活の中で助け合ったり世間話をしたりといった親しみのあるつき合いがありました。
そして、そんな家を「向こう三軒両隣り」と表現していました。
日本が高度成長時代に入ると、道には車が走るようになり、こうした家と家とのほんわかとした暮し方もいつしか忘れられてしまったのです。
建築家である著者は少子高齢化の現代だからこそ、「向こう三軒両隣り」的な暮らし方が大切なのではないかと、そんな街づくりを提案しています。
誰も孤独にならない暮らし方”のバイブル。それを実現させる家づくりの工夫など、貴重な考察が満載の名著です。
「自分だけでなく、みんなのことを考えながら
一軒だけでなく、街並みのことも考えながら
今日だけでなく、未来のことも考えながら、
家のことを考える。」
田中敏溥
※本書は、2005年・インデックス・コミュニケーションズ刊『くうねるところにすむところ 12 子どもたちに伝えたい家の本 向こう三軒両隣り』を底本に、復刊するものです。
仕様:210×215mm/上製/56ページ
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