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認知科学の分野で「噺家の熟達化」を探究してきた落語研究家は、
心理実験に加えて数理的アプローチによる数値実験という新たな武器を手に入れた。
その気鋭の研究者が、コンピュータを自在に動かすプログラミング思考の発想を使いこなして、
自らの思考を整理し、わずかな労力で作業効率を格段に高める極意を伝授する。
本書が提唱するのは、二度手間、三度手間ををあらかじめ防いでしまう順次処理、
日常に潜むルーティンから時間を生み出す反復敏感性、そしてわずかな操作で多くの手間を省く条件分岐という三原則が、
創造的問題解決にも活用できるという、文理を自在に行き来する著者ならではの思考術だ。
情報過剰時代の荒波をたくましく乗りこなすための実践書!
◆目次◆
序章 「しくむ私」の発想法
第一章 プログラミング思考の射程
第二章 プログラミングの発想法
第三章 自分を演算装置にして問題を解決する
第四章 「しくむ私」が織り込まれた環境を作る
おわりに
◆著者略歴◆
野村 亮太(のむら りょうた)1981年生まれ。認知科学者。
鹿児島純心女子大学講師。九州大学大学院人間環境学府および東京理科大学大学院工学研究科修了。博士(心理学)、博士(工学)。
専門は、落語の間、噺家の熟達化。
International Society for Humor Studies Conference Graduate Student Awards 2007、日本認知科学会2014年論文賞、各受賞。
著書に『口下手な人は知らない話し方の極意 認知科学で「話術」を磨く』。
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