取り寄せ不可
どうか信じてほしい。
私の愛は偽りではなく、本物だと。
大富豪ジェイムソン家の次男、スペンスが帰ってきたと聞き、
アビーは動揺した。彼はまだ私を疑っているかしら?
数カ月前まで、アビーとスペンスは恋人同士だった。
だが悪夢のような出来事が、突然ふたりを引き裂いた。
あろうことか、スペンスの父親に無理やりキスをされ、
その場面をスペンスに見られてしまったのだ。
彼はアビーの話も聞かず、冷たく背を向け、街から姿を消した。
あのとき、どうして私のことを信じてくれなかったの?
スペンスは心から詫び、変わらぬ情熱でアビーを包みこんだが、
彼女が身ごもったと知ると、とたんに表情を曇らせて……。
RITA賞受賞作家ヘレンケイ・ダイモンの、『悪魔のキスに魅入られて』に続くドラマティックなロマンスをお楽しみください。最愛の恋人に信じてもらえなかったばかりか、置き去りにされ、深く傷ついたヒロイン。彼女の心が癒える日は来るのでしょうか?
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