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沖縄復帰当時は「琉球新報」の社長を務め、
戦前・戦後を通じて沖縄の言論界を代表する
池宮城秀意(いけみやぐしくしゅうい)。
権力に果敢に噛みつき紙(かみ)ハブと呼ばれた
ジャーナリストの生涯を、
明治・大正・昭和の時代に重ね合わせ、
今につながる沖縄の不幸を浮き彫りにする。
唐世(日支両属)・ヤマト世・アメリカ世、
そして再び、ヤマト世と激しく移り変わる乱世を、
沖縄の記者たちはどう報じ、どのように生きたのか――
貴重な歴史的写真も掲載。
県民投票で7割以上が辺野古の埋め立てに反対票を投じた
いまこそ読みたい1冊。
本書は、『ヤマト嫌い』(森口豁著、講談社、1995年)を
元に加筆・修正を加えた本です。
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