特集:日本のポリティカル/アナキスト・ハードコア・パンクを回顧する
取り寄せ不可
パンク・ロックをより先鋭化したサブジャンルであるハードコア・パンクの、社会政治的な部分に焦点を当てた新しいジン「Debacle Path」が創刊。
創刊号の小特集は「日本のポリティカル/アナキスト・ハードコア・パンクを回顧する」と題し、主に90年代~00年代に活動していたバンドのメンバーへのインタビューを掲載。彼らがどういった経緯や思いで、当時様々な活動を行っていたかが語られる。
その他、ハードコア・パンクの持つインターナショナリズムに基づき、イタリア・トリノのスクウォット事情や、フィリピンのドゥテルテ政権による「麻薬戦争」に対する運動を続ける現地パンクスからのリアルタイムな報告を掲載。
また、イギリスのアナーコ・パンクの「伝説」・Antisectヒストリー、5月に同出版レーベルから日本語版が刊行される、アメリカのオリジナル・ハードコア・パンク・バンド、MDC(Millions of Dead Cops)のヴォーカル、デイヴ・ディクターの自伝『MDC あるアメリカン・ハードコア・パンク史 ―ぶっ壊れた文明の回想録』からの試し読みや、小説『介護入門』で芥川賞を受賞した小説家のモブ・ノリオ氏による、以前「早稲田文学」のフリーペーパー「WB」に連載していたエッセイ「絶対兵役拒否宣言」が、「NEVER SAY DIE!」として本誌で復活。
他にも音源、書籍レビューや、90年代に始まったフェミニスト・パンクのムーブメント・Riot Grrrlの代表的バンド、Bikini Kill再結成をめぐる関連本の記事など、「ハードコア・パンクの読みもの」を詰め込んだ、全143ページ。パンクはセックス・ピストルズだけじゃない。
※各記事の概要(英語)あり/Includes English abstracts of each article.
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。