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株式会社チームボックス 代表取締役、楽天ピープル&カルチャー研究所 アドバイザリーボード、日本ラグビーフットボール協会 コーチングディレクター。早稲田大学人間科学部に入学し、ラグビー蹴球部に所属。同部主将を務め全国大学選手権で準優勝。卒業後、レスタ?大学大学院・社会学修士課程を修了。三菱総合研究所などを経て、早稲田大学ラグビー部監督を務め、自律支援型の指導法で大学選手権2連覇を達成。2010年に退任後、日本ラグビー協会初代コーチングディレクターに就任。U-20日本代表ヘッドコーチも務め、実績を残す。現在はラグビー界の枠を超え、多方面で活動を行っている。
企業経営でも証明された
「コミットメント型」文化の重要性
ハイパフォーマンス文化は、企業が成長を続ける上でも非常に重要だ。
企業文化と成長の因果関係を調べたスタンフォード大学経営大学院の研究によると、あらゆる組織は次の5つに大別され、つくられる文化も異なっていた。
● スター型(サッカークラブの例:レアル・マドリード)
● 独裁型(例:チェルシーFC)
● 官僚型(例:リバプールFC)
● エンジニアリング型(例:ボルシア・ドルトムント)
● コミットメント型(例:FCバルセロナ)
この中で、最も安定して成功を収めていたのは「コミットメント型」の文化を持つ組織だった。バルサもまた、独自のコミットメント型文化を礎に勝利を重ねてきた。
新旧の名将2人が時代を超えて等しく重視した
「リーダーの行動原理」を学ぶ
では、FCバルセロナはどうやって勝利の組織文化を生み出し、どのように継承、発展してきたのか。詳細を明らかにするため、著者はバルサに変革をもたらした新旧2人のリーダーに注目した。
クラブのアイデンティティとなるビジョンを示した故ヨハン・クライフと、彼の教え子で近年最も成功している監督のひとり、ジョゼップ・グアルディオラだ。
2人の言動を選手や関係者に取材し、経営学から脳科学まで幅広い分野の学術研究と照合しながら分析した結果、共に5つの要素を重視していた。
1. 理想
2. 曲がりくねった変革の旅路
3. 反復
4. 文化の設計者
5. 本物のリーダーシップ
これらの意味と、組織のDNAに埋め込むための実践法を学べば、あなたも勝利の文化をもたらすリーダーになれるだろう。それはつまり、時代が変わっても求められる普遍的なスキルを手にすることを意味する。
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