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中国東北部に位置する吉林省長春市の東北師範大学に日本語教師として赴任した著者の奮闘記である。江戸川区職員を最後に定年退職した著者は、第2の人生として国外での日本語教師として活躍を始めた。本書は、これまで経験のなかった教師として「日本語を教える」ことを始めた。中国、長春、東北師範大学というどれもが初めての場での異文化体験は驚きと戸惑いと教師としての悩みと充実感をもたらしていく。大学の同僚、学生との交流が著者の淡々とした筆致を通して鮮やかに描かれている。またかつて日本が侵略していった旧満洲地域への筆者の思いと、当時、満洲地域で活躍した日本人作家への研究心が並々でないことも強く印象づけられる。
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