オプス・デイ

オプス・デイ

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出版社
以文社
著者名
ジョルジョ・アガンベン , 杉山博昭
価格
4,180円(本体3,800円+税)
発行年月
2019年5月
判型
B6
ISBN
9784753103539

現代倫理はなぜ、「義務」を基礎に置くのか。本書はキリスト教における任務=聖務や典礼への考察を手がかりに、カント以来の現代倫理が手中に収める「義務の無限性」に潜む無限の「負債」を明らかにする。

今日、わたしたちの存在は「それ自体が、純粋な負債以外の内容をなにひとつ」持ちえない。わたしたちが認識しうる存在(ある)は、すべて当為(べき)と命令(せよ)によって構成されるーー。

存在論に政治、そして経済を接続させるジョルジュ・アガンベンの「ホモ・サケル」シリーズ続刊、待望の邦訳。

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