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奈良県明日香村の飛鳥宮跡では昭和35年以来、今も発掘調査が続く。飛鳥に宮が営まれた7世紀は、古代国家が形成される日本史上重要な時期であり、出土木簡は宮の構造・年代だけでなく、政治・行政機構・税制等を解明する史料として注目される。長年の調査で出土した木簡を集成。初公開の資料も収め、図版と釈文を掲げた古代史研究の基礎史料集。
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