なぜデフレを放置してはいけないか

PHP新書

なぜデフレを放置してはいけないか

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出版社
PHP研究所
著者名
岩田規久男
価格
1,012円(本体920円+税)
発行年月
2019年5月
判型
新書
ISBN
9784569843094

多くの日本人は「物価が下がるのはよいことだ」と思っている。しかし、デフレで物価が下がるのはじつは悪いことずくめである。失業率が上がり、雇用が不安定な低賃金・非正規社員を増やし、企業収益率を下げ、人件費を削減させる。借金の実質負担は重くなり、実物資産投資は抑制される。自殺者が増え、社会的に有用な企業が廃業・倒産してイノベーションが滞る。「デフレなど問題ではない」と語る経済学者は、失業者や非正規社員の苦しみを理解していないのだ。欧米の経済学者と異なり、日本の経済学者はデフレの脅威に対して鈍感である。アベノミクスを実行した元日銀副総裁が、失われた二十年を「三十年」にしないためのすべてを記す。●デフレ脱却なくして日本経済の再生なし●デフレはなぜ脅威なのか●「失われた二十年」の原因とアベノミクス●金融政策の条件と日銀財務に関する誤解●財政政策のリフレ・レジームへの転換が必要だ●成長戦略の基本原則とは

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