“世界の工場”への道

“世界の工場”への道

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出版社
京都大学学術出版会
著者名
堀和生 , 萩原充
価格
5,720円(本体5,200円+税)
発行年月
2019年5月
判型
A5
ISBN
9784814002184

20世紀の世界経済において、最も大きな変化の一つは東アジアの経済的な台頭である。かつて「遅れ」や停滞と捉えられたこの地域は、欧米が経験しなかった高度成長によって今では世界工業の中心地となった。この経済のダイナミズムは、1世紀に及ぶ歴史の到達点であることを見逃してはならない。対立的に扱われてきた日本と中国を同じ舞台に乗せることで見えた、中国・日本・韓国・台湾等の単なる「束」ではない東アジア地域。その構造的特徴と未来を見通す、経済史待望の一書。

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