教皇庁の使者

教皇庁の使者

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出版社
国書刊行会
著者名
服部独美
価格
2,750円(本体2,500円+税)
発行年月
2019年5月
判型
四六判
ISBN
9784336063571

〈日出の地(オリエント)〉の皇帝の身代りとして男性を失った宝苓は、不思議な操り人形芝居を演じる〈日没の地(オクシデント)〉の一人の老人と知り合う……。≪カタマイト≫と人々が呼ぶホムンクルスの秘密。教皇庁から来た使者たちと船の秘儀。秘密結社≪ほとんど全てを見た者たち≫とは何か? 流れる水のような時間とともに物語られ、全世界が鳥のとどまる一瞬の夢と現ずる、究極の長篇幻想小説。謎の覆面作家による幻想文学の極北。

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