耳・鼻・のどの領域のトリビアが満載!「年ごろの娘がオヤジを嫌うわけ、男の涙に女は弱い?、九官鳥はなぜしゃべれるか?、さしつさされつ」など、えっと思い、な~るほどと思う、そんな知識がいっぱいです。病気の理解や、日々の診察、患者さんへの説明にすぐ生かせる知識や研究へ取り組む姿勢など「な~るほど納得」の楽しい情報です。これで雑学キングになれるかも?
「はじめに」より
若いころには,教えられたことを疑いもせず覚えました。患者さんを前にしての指導や耳学問がとても大切でした。三つ子の魂百までのことわざ通り,その記憶は今でも脳裏に焼き付いています。
この本では,諸先輩や患者さんから学んだ「耳・鼻・のどのトリビア」をまとめました。トリビアとは,本来くだらないことや些細なことを意味していますが,近年ではテレビ番組などの影響により雑学や知識という意味を多く含む言葉として使われるようになっています。
本書には「年ごろの娘がオヤジを嫌うわけ」,「男の涙に女は弱い?」,「競走馬を早く走らせるための手術法」,「認知症で耳垢が多いわけ」,「九官鳥はなぜしゃべれるか?」,「さしつさされつ」,「マジャンジーの謎」等,おやっと思い,興味をそそられる内容が41編も掲載されています。
数年前に「睡眠のトリビア」を発刊しましたが,このたびは,髙橋晴雄先生,丹生健一先生と相談して耳・鼻・のどの領域でのトリビアを中心にまとめました。企画に際しては,ご執筆の先生を実際に訪問して,この本の企画や目的について十分ご説明しました。またなるべく平易な言葉で,楽しく読めるように,また参考資料を入れていただくようにお願いしました。
病気の理解に加え,日々の診察や患者さんへの説明にすぐに活かせる知識,研究へ取り組む姿勢等のトリビアが満載です。医師や看護師,医療スタッフのみならず,介護や医療系の学生さんにもぜひお読みいただければ幸いです。
2019年4月
宮崎総一郎,髙橋 晴雄,丹生 健一
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