石母田正と戦後マルクス主義史学

石母田正と戦後マルクス主義史学

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出版社
三元社(文京区)
著者名
原秀三郎 , 磯前順一 , 磯前礼子
価格
4,620円(本体4,200円+税)
発行年月
2019年5月
判型
A5
ISBN
9784883034772

石母田史学とは何であったのか。
マルクスによって記述された「アジア的生産様式」をめぐる論争は、古代から近現代にいたる日本「特有」の性質の究明を目的としておこなわれてきた。この論争を緒として歴史家石母田正と京大日本史学のかかわりを中心に戦後歴史学の軌跡をたどり、時代区分なき政治史、形骸化した実証史学といった現在の歴史学への反省のうえに、マルクス主義歴史学の可能性を問いなおす。

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