幸徳・大石ら冤罪に死す

幸徳・大石ら冤罪に死す

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出版社
論創社
著者名
木村勲
価格
3,300円(本体3,000円+税)
発行年月
2019年5月
判型
四六判
ISBN
9784846017873

「大逆事件」でいいのか 明治44(1911)年に幸徳秋水・大石誠之助らは「大逆事件」の名の下に死刑を執行される。著者は、佐藤春夫・与謝野鉄幹・山県有朋らを軸にして、「事件」の再構成を試みる!



「大逆」が官製造語であるという指摘の最初は、宮武外骨が昭和二一年に刊行した『幸徳一派 大逆事件顛末』の自序中であったと思われる。「大逆事件といふ恐ろしいやうな言葉、これは支配階級者及び其支持者、迎合者の側で云つた名目……」と。緒言中で「当初の新聞紙上には「大陰謀事件」とあり、それが間もなく官撰の大逆事件という語に変じた」と。この指摘は事件の本質を突く最重要な提起であったとわたしは思っている。(本書「第二章第一節」より)

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