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ラズベリー・パイなどに代表されるLinuxボード・コンピュータは,今や数千円で入手できるようになりました.これらのLinuxボード・コンピュータは,GPIOやシリアル通信に使える拡張端子を備えていて,センサICやA-D/D-Aコンバータなどのハードウェアを拡張できます.IoT(Internet of Things)端末や遠隔操作ロボットなどの専用ハードウェアも容易に作れます.
ところが,このような拡張ハードウェアは,パソコンの周辺機器のように,ただつなげばよいというものではありません.初心者やハードウェアが苦手な人は,Webページで公開されている回路図をコピー&ペーストして使う場合もあるようです.これではトラブルが発生しても,本質的な技術を理解していないので,解決方法が分かりません.Linuxコンピュータを使って装置を作るには,信号の入出力(I/O)に関する基礎知識を理解しておく必要があります.
本書では,ラズベリー・パイを例に,拡張回路の作り方からプログラムの書き方まで,Linuxボード・コンピュータでI/Oするための基礎知識を網羅的に解説します.また,ラズベリー・パイ用の拡張プリント基板が2枚付属しているので,別途部品を用意すれば,実際の記事内容を試せます.本書内で紹介しているサンプル・プログラムを付属CD-ROMに収録しています.
本書は,「トランジスタ技術」に掲載された記事を再編集し,書き下ろしの章を追加して再構成したものです.
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