経済学の新たな参照軸を求めて理論の発展を非共役的な重なりとして多義的に理解し、経済とはいいかなる営みかを問い直す。
高まる不確実性に脅かされ、成長の限界が問われるなかで、主流派経済学にも再考が求められている。本書では、競合する円の非共役的な重なりとして経済理論の発展史を捉え直すとともに、それらを貫流する「活動」への関心にも焦点をあてる。そのようにして、古典的パラダイムと近代的パラダイムについての理解を深め、モラルサイエンスとしての経済学の新たな枠組みを模索する。
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