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2019年、岡本太郎の母でもある岡本かの子、
生誕130年、没後80年!
華麗な豪奢さと
豊饒で積極的な愛を湛えた名作の数々!
妖艶耽美な作風で知られる岡本かの子は、
戦争の影が忍び寄る昭和十年前後の文壇にあって
異端の存在だった。
そもそも女性作家の少なく、女性が男に伍して知的職業を
成すことに偏見を持つ人も少なくない時代だった。
ややもすれば女性作家には好奇の目が注がれ、
兎角スキャンダルの種にされた。
そんな風潮のなか、
岡本かの子は堂々たるナルシストぶりを発揮し、
嫣然たる女王の如く振る舞い、
噂好きも辟易しかねないほど自儘に振る舞った。
とはいえその自儘さは、多くの苦痛と背中あわせだったし、
自儘も苦悩も共に飲み込んで作品に昇華する強さを、
彼女は持っていたのである。
現代仮名遣いによって甦る、岡本かの子 珠玉の作品集!
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