落暉の兆

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出版社
二見書房
著者名
浅黄斑
価格
713円(本体648円+税)
発行年月
2019年5月
判型
文庫
ISBN
9784576190617

将軍家綱が危篤に……。

世継ぎは、いない! 大名総登城の真意は?
天皇家より新将軍を迎えんと画策する大老酒井忠清に、新参の老中堀田正俊は反撃。
御三家の賛同を取り付け、電光石火の行動に出た!

何かが大きく変わり動きはじめた第20弾!

越前大野藩の御耳役・落合勘兵衛は身重の妻を連れ帰郷した。だが勘兵衛は大野に流れる奇妙な風説に驚愕した。
無茶の勘兵衛ではなく、無駄の勘兵衛という風説。そして上司の江戸留守居役・松田への誹謗。
なにかがおかしい。誰が、どんな意図で……。
やがて江戸に戻った勘兵衛は、深更、藩邸に騎馬で上意を伝えに来た使番からの「大名総登城」の触れにおののいて……。

◆ 著者について
浅黄 斑 あさぎ・まだら
関西大学工学部を経て技術系社員として会社勤務の後『雨中の客』で推理小説新人賞を受賞し、文壇デビューを果たす。
次いで『死んだ息子の定期券(他)』で第4回日本文芸大賞を受賞し確固たる地歩を築く。
近年は時代小説に傾注し、徹底した資料収集と分析に基づき、大胆なアイデアと論理的構成で、物語を創り上げて読者を魅了している。

◆ 好評既刊
無茶の勘兵衛日月録 シリーズ
八丁堀・地蔵橋留書 シリーズ 
『 北瞑の大地 』
『 天満月夜の怪事 』
( いずれも二見時代小説文庫 )

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