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ゆうきまさみ、推薦!
戦国時代を体現する戦国大名・小田原北条氏五代一〇〇年の興亡
伊勢宗瑞(北条早雲)の伊豆討ち入り(一四九三)に始まり、秀吉による小田原合戦(一五九〇)において没落するまで、五代一〇〇年にわたって関東に覇を唱えた北条氏(小田原北条氏、後北条氏)は、戦国大名研究において常に中心的存在となっている。存在期間の長さ、残存史料の豊富さなどの点からいって、「戦国大名とはなにか」を考える際には、まずは北条氏について解明することが求められるゆえである。早雲の「伊勢素浪人説」否定よりはや三〇年。戦国大名研究の第一人者が、北条五代の政治動向を中心に叙述した通史に、旧版では未収録であった増補原稿を追加。最新の研究動向を反映し、新書として三たびこれを世に問うものである。
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