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日本の電気事業の現状と累年的推移の概要を統計的に集録!
全面自由化以降の電気事業を取り巻く状況を俯瞰できる一冊
◎旧一般電気事業者のみならず、新規参入事業者や卸電力取引所の動向も新たに掲載
◎小売全面自由化の進捗状況や海外主要国の電気事業の概要も掲載
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電気事業便覧は、1954年(昭和29年)の創刊以来、日本の電気事業の現状と累年的推移の概要を統計的に集録し、電気事業に携わる方など、電気事業関係者の参考に資する書籍として活用されてきました。
しかしながら、東日本大震災後、60年ぶりの抜本的な電力システム改革が進められる中で、旧一般電気事業者の設備や経理情報等を中心とする内容が必ずしも時代に適さなくなったことから、2017年度に、その内容を全面的に見直すこととなりました。
見直しは電気事業便覧編集委員会を中心に進められ、電気事業の現状と累年的推移の概要を統計的に集録するという基本的考えは踏襲しつつ、新規参入事業者や卸電力取引所の動向、小売全面自由化の進捗状況、海外主要国の電気事業の概要などを追加し、電気事業についてより広く俯瞰できるような内容に刷新しました。2018年版の編集に当たっては、各所で公表されている内容を追加することとし、より充実したものとなるよう更新しました。
海外の自由化先進国を見ても、電気事業に関する基礎データの提供は、自由化を支えるインフラとなっており、電気事業に関連するデータを集約し、電気事業を取り巻く状況を俯瞰できる電気事業便覧は全面自由化以降、ますますその重要性を増しています。掲載内容を一新し、電気事業の新しい歴史を刻むことになった本書が、様々な場面において皆様にご活用頂けることを祈念しております。
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