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2020年のスズキ100周年、ジムニーの50年を迎えるための記念の第2弾です。ジムニー物語 第2巻は、1970年に初期型の空冷360ccのLJ10を発売した後、時代の趨勢からLJ20という360ccの水冷エンジンのモデルを投入します。そのあと、オーストラリア市場からの要求によりスズキは、輸出専用モデルともいえる550ccのSJ10を発売して、大幅に売り上げを伸ばしました。ところが、そのあと軽自動車の規格が変更となり、SJ10は、日本国内でいち早く売ることが出来ました。そして、好調なジムニーの販売を見て、スズキは世界戦略車と捉えて、それまでの2サイクルエンジンからスズキ四輪で初めての800ccの4サイクルエンジンを積んだSJ20を、市場へ送り出します。この800ccのエンジンの採用により、ジムニーは建設機械から脱却し、はじめて自動車の範疇に認められる車となるのです。2サイクル360cc空冷から水冷550cc。そして4サイクルエンジンへの時代を描いた本です。欧州では、若い女性がドーベルマンやシェパードを、ジムニーに乗せて走ることがファッションとなります。sJ20ジムニーエイトの投入で、ジムニーは発展途上国から、先進国で売れるクルマとなります。
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