富士山

富士山

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出版社
慶應義塾大学出版会
著者名
H.バイロン・エアハート , 宮家準 , 井上卓哉
価格
4,950円(本体4,500円+税)
発行年月
2019年4月
判型
B6
ISBN
9784766425420

日本最高峰の霊山はなぜ、「信仰の対象と芸術の源泉」なのか。その山容に日本人は、そして外国人は何を見てきたのか。文献調査、フィールドワーク、インタビューからその多層的・複合的な姿を明らかにする。



▼「日本の肖像」としての富士山の歴史をひも解く。

▼時代によって大きく変貌する富士山のイメージについて、宗教・芸術文化・政治・商業など多様な面から明らかにする。



2013年、「信仰の対象と芸術の源泉」として世界文化遺産に登録された富士山。そのイメージは時代によって大きく形を変えてきたが、一貫して日本のイコンであり続けてきた。本書では、日本最古の書物や和歌に描かれた富士山からはじまり、富士修験や富士講、浮世絵、第二次大戦中のプロパガンダ、戦後の切手やポピュラーソング、ロゴマークに至るまでの「富士山の表象」を丹念にひも解いていく。

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