1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
近年,発達障害児・者への心理アセスメントとして,知能指数や発達指数の評価だけでなく神経心理学的アセスメントによる評価が求められている。また,認知症性疾患の増加や,その前駆状態ともいわれる軽度認知障害(MCI)との鑑別などの際にも詳細な認知機能の評価を求められる。
2015年に刊行された本書の初版で,臨床現場でよく使用される神経心理学的アセスメントの概論および高次脳機能との関連も含めた総合的な神経心理学的アセスメントの解釈法について症例を交えて述べた。今回の第2版では初版の内容を見直し,新たに開発された神経心理検査や日本語版として標準化された最新の検査も紹介している。終章の「神経心理学的検査報告書の書き方」では,報告書と検査内容の具体例を追記してより実践場面で使いやすくなるよう工夫がなされた。
神経心理学的アセスメントに関わる医師,公認心理師,臨床心理士,作業療法士,言語聴覚士,看護師など専門職の方々だけでなく,神経心理学的アセスメントを学ぶ学生や大学院生にもお薦めしたいハンドブックである。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。