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編集を愛し、校正に生涯を捧げた、ことばの探偵社・岡橋隼夫による自伝的小説。
名古屋の旧制高校。太平洋戦争のさなか、一人の女学生が大地震で命を落とした――
昭和十九年十二月七日、一人の女学生が、東海地方を襲った大地震で犠牲となり亡くなった。
太平洋戦争の敗色濃かった頃とはいえ、この地震のことはほとんど伝えられていない。
亡くなったのは、県立高女の五年生、加瀬久美子。
学徒動員でN航空で働いていた彼女の回りには、意地の悪い検査員や格好のいい監督官の陸軍中尉殿、そして恋人がいた――
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