19世紀在外日本コレクション研究の現在
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19世紀、世界はどう日本をコレクションしたか―
19世紀という変動の時代に、日本文化を伝えた様々な人々と日本コレクション形成の動向、日本文化受容の実像に迫る。国立歴史民俗博物館を中心とする研究チームと在外日本コレクションの調査等に携わってきた国内外の研究者による国際シンポジウム「異文化を伝えた人々―十九世紀在外日本コレクション研究の現在―」(2017年)の成果。日英二ヶ国語収録。
〔目次〕*日本語のみ記しています
はじめに(久留島浩)
「異文化」を伝えた人々―19世紀日本コレクション研究の視座―(日高 薫)
東京大学史料編纂所における在外日本関係史料の研究資源化への取り組み(保谷 徹)
日本コレクションの委任―“新”王立キャビネットの収集に携わった3人の文官(ルドルフ・エッフェルト)
神聖ローマ帝国諸侯の磁器陳列室―シーボルト・コレクションとの関連をふまえて―(櫻庭美咲)
遷り変わる視点―ミュンヘン国立民族学博物館/五大陸博物館におけるシーボルト・コレクションと150年にわたる日本文化の展示活動―(ブルーノ・J・リヒツフェルト)
明治政府外交官アレクサンダー・フォン・シーボルトと「視覚による広報」の場としてのウィーン万博(堅田智子)
ウィーン、オーストリア応用美術博物館(MAK)所蔵のハインリッヒ・シーボルト・コレクション(ヨハネス・ヴィーニンガー)
ハインリッヒ・フォン・シーボルトがアイヌに関する自著に使用した図版について(ベッティーナ・ツォルン)
在仏コレクションにみるオランダおよび中国由来の19世紀日本製漆器―1855年以前の状況―(ジュヌヴィエーブ・ラカンブル)
美術商の視線、蒐集家の視線、美術館の視線―在仏極東美術品を巡る嗜好の歴史―(今井 朋)
日本装飾芸術を軸とする19世紀チェコにおける日本美術収集(フィリップ・スホメル)
スルタンの愛した日本―トルコ国立宮殿局所蔵日本美術工芸品コレクション―(ジラルデッリ青木美由紀)
モースコレクションにおける陶器その他について(小林淳一)
磁器から陶器へ―19世紀後期における西洋の日本美術への関心の変遷―(鈴木廣之)
アメリカにおける日本の染織品に対する嗜好の変化―野村正治郎の販売活動を手掛かりとして―(澤田和人)
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