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従来、生と死や人間の原罪意識のような大きなテーマで解釈、読み直しされることが多かったドストエフスキーの『白痴』を、本書の著者は、表象文化論的な手法を使い、「顔」の小説として読み込むという大胆な試みに挑んだ。その出発点には、顔認証における強制的な監視の時代、スマートフォンなど最先端技術による顔の情報化などの現代的関心がある。「顔」と声や文字との関係、「顔」のクローズアップによる情動の問題、「顔の持つ個性」への問いかけ等、『白痴』をベースにしながら、美術、写真、映画など多くの芸術領域を横断して思考を飛翔させる。
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