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ポスト・トゥルースの語に象徴されるように、現代は真実と虚偽の境界が見えにくい。ウソ・欺瞞が日常化した今、背景にあるレトリックの特徴を明らかにすることが重要になっている。本書は、語用論を出発点に、誠実な発話の対極にあるウソ・欺瞞が成立する仕組みを考え、間違った解釈へと誘導される人間の性向を解き明かす。
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