大国政治の悲劇

大国政治の悲劇

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出版社
五月書房新社
著者名
ジョン・J・ミアシャイマー , 奥山真司
価格
5,500円(本体5,000円+税)
発行年月
2019年4月
判型
A5
ISBN
9784909542175

"増刷決定! 新装完全版の登場!

“リアル・ポリティクス、攻撃的現実主義の教科書""



「ウクライナ紛争の責任はアメリカが持たなければならない! 」



国際政治学の第一人者による、意見表明(YouTube)に世界が驚いた。



今、最も注目すべきミアシャイマー(シカゴ大学終身教授)の主著。





原著オリジナル版に書き下ろし「日本語版に寄せて」を加え、

「中国は平和的に台頭できるか?」の章を収載。

訳者奥山真司による解説、注釈も充実。





米中の衝突を確実視し、世界各国の外交戦略を揺るがす、“攻撃的現実主義(オフェンシヴ・リアリズム)""とは!?

過去200年間の世界史的事実の検証から、きわめて明晰、冷徹、論理的に国際システムの構造を分析、北東アジアの危機と日本の運命も的確に予測する。



ミアシャイマーによる北東アジアの将来の見通しはあまり華やかなものではなく、むしろ彼自身が認めているように「悲劇的」なのだ。そしてこの「悲劇」は、モーゲンソーの言うような「人間の愚かさ」にあるのではなく、国際社会(国際システム)の構造による、人間の意志ではコントロールできないところで引き起こされるものだ。......本書のタイトルが『大国政治の“悲劇""』である理由は、まさにここにある。(「訳者解説」より)





《内容紹介》

■改訂版のまえがき / 日本語版に寄せて

■はじめに

■第1章〈イントロダクション〉

(オフェンシヴ・リアリズム(攻撃的現実主義) / リベラリズム 対 リアリズム / リベラルなアメリカにおける権力政治(パワー・ポリティクス))

■第2章〈アナーキーとパワーをめぐる争い〉

(国家はなぜパワーを求めるのか / 覇権の限界 / パワーと恐怖 / 国家目標の優先順位 / 世界秩序の創造 / 国家間の協力)

■第3章〈富とパワー〉

(パワーの物質的な基盤 / 人口と富:軍事力の根源 / 軍事力の経済的基礎 / 軍事的潜在力と軍事力のギャップ)

■第4章〈ランドパワーの優位〉

(征服 対 強制 / 独立シーパワーの限界 / 戦略エアーパワーの限界 / 陸軍の圧倒的な影響力 / 水の制止力 / 核兵器とバランス・オブ・パワー / 軍事力の計測の仕方)

■第5章〈生き残りのための戦略〉

(実践的な国家の目標 / パワー獲得のための戦略 / 侵略国を抑止するための戦略 / 避ける

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