朝鮮通信使と彦根

別冊淡海文庫

朝鮮通信使と彦根

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出版社
サンライズ出版(彦根)
著者名
野田浩子
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2019年3月
判型
四六判
ISBN
9784883251940

滋賀県の野洲で中山道と分かれて彦根に至る道は、朝鮮通信使一行が往来した道として、地元では今も「朝鮮人街道」の名で呼ばれている。けれど、「使行録」(朝鮮側の公式の旅行記録)に、くり返し彦根の地に対する称賛の言葉が記されていることは、あまり知られていない。行き届いた“おもてなし”の背景には、徳川将軍家光のブレーンとして朝鮮通信使の成功に向けて尽力した彦根藩主・井伊直孝による、こと細かな指示があった。初紹介の史料も駆使し、「陸路中の第一」と讃えられた彦根における日朝交流の具体像に迫る。

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