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研究者になりたい実践者のためではなく、実践者のため、子どものために保育実践研究を願った、「はじめて」保育者さん待望の書です。 保育実践研究には、誤解があります。「研究者から評価されるような学術的に評価が高い」、「事例研究等の質的研究ではなく数値として効果が示される量的研究」のほうが価値が高いといったものが代表的な誤解です。
保育実践研究は、子ども、保育者、保護者といった生の存在にとって意味があることが大切です。当事者意識が無いと成り立ちません。これが、研究者や学校で取り組んだ卒業論文等との決定的な違いです。保育は奥深く総合的なものなので、数値で捉えて成果を表すだけで全てを語ることはできません。 実践者が、保育の質向上をする上で、できるだけ無理なく自然な形で取り組むことができ、やりっぱなしではなく、今までの保育実践でわかったことを踏まえて次のよりよい保育実践に取り組むことができる、そんな保育実践研究になることを願っております。
そのためにも、保育者自身が子どものために「おやっ」「なぜだろう」「知りたいな」と「問い」をしっかりと持ち、自分自身が知りたいことにふさわしい研究方法で取り組み、結果をじっくりと考察し、成果と課題を次の保育実践につなげていく保育の質向上のリレーをぜひ始めてみましょう。
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