ジェンダーと生政治

戦後日本を読みかえる

ジェンダーと生政治

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出版社
臨川書店
著者名
坪井秀人
価格
4,400円(本体4,000円+税)
発行年月
2019年3月
判型
B6
ISBN
9784653043942

優生保護法、ウーマン・リブ、沖縄――戦時から敗戦期・戦後に連続して、女性の身体はいかに語られ、あるいは語られてこなかったのか。


【目 次】

序言・・・・・坪井秀人
第1章 優生学的想像力――津島佑子『狩りの時代』を読む・・・・・美馬達哉
第2章 引揚者医療救護における組織的人工妊娠中絶――優生保護法前史・・・・・松原洋子
第3章 生殖管理の戦後――優生保護法成立前の中絶と主体をめぐって・・・・・柘植あづみ
第4章 リブと依存の思想――中絶・子殺し・育てること・・・・・飯田祐子
第5章 『主婦之友』別冊附録にみる女性の身体・・・・・安井眞奈美
第6章 「肉体」から戦後を再考する――田村泰次郎の「肉体文学」を中心に・・・・・光石亜由美
第7章 坂口安吾の戦後作品の肉体に見る<主体のゆらぎ>――「白痴」「磨の退屈」「戦争と一人の女」を中心に・・・・・狩俣真奈
第8章 洞窟からクリプトへ――山城知佳子『肉屋の女』を読む・・・・・菅野優香

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