密告はうたう

実業之日本社文庫

密告はうたう

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出版社
実業之日本社
著者名
伊兼源太郎
価格
754円(本体685円+税)
発行年月
2019年4月
判型
文庫
ISBN
9784408554709

池上冬樹氏(文芸評論家)、激推し!!
裏切り者がこの中にいる――
緊迫の人間ドラマ!


「いやあ面白い。…三つの事件が出たり入ったりして葛藤劇を形作っていく。

緊迫の度合いを高め、いったいどうなるのかと先の展開を期待させて、

一気に結末へと読者を引っぱっていく。

しかも人物と読者の感情をかきたてながら」
――池上冬樹氏(文芸評論家)


かつての仲間も容赦しない。
それが俺の仕事だ――


警察職員の不正を取り締まる部署、警視庁人事一課監察係に所属する佐良は、

捜査一課所属時の元同僚で、現在は運転免許場に勤務する皆口菜子の監察を命じられた。

彼女が免許証データを売っているとの、内部からの密告があったのだ。

佐良は、上司とともに皆口の尾行を始めるが、やがて未解決事件との接点が……

実力派の俊英が放つ警察ミステリー!

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