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片岡義男には、珈琲がよく似合う。
たしかな文体とスタイリッシュな世界観。
あらゆる小説的企みにみちた「珈琲」をめぐる5つの物語。
息子を連れて地元にひとり戻ってきた幼なじみと、
「結婚」をしないまま新しい「家族」のかたちを探っていく表題作をはじめ、
珈琲を題材に作家が「小説」を書き上げるまでの思考の軌跡をとらえた
「深煎りでコロンビアを200グラム」、
小田急線沿線を舞台に過去と現在を往還しながら
3人の女性との微妙な関係性を描く「鯛焼きの出前いたします」ほかを収録。
文庫化に際して、巻末エッセイ「珈琲に呼ばれる人」を書き下ろし。
【目次】
豆大福と珈琲
深煎りでコロンビアを200グラム
鯛焼きの出前いたします
この珈琲は小説になるか
桜の花びらひとつ
巻末エッセイ 珈琲に呼ばれる人
(解説/柚木麻子)
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