取り寄せ不可
◆自註句集
ふるさとは母ゐるところ日向ぼこ
淋しいかな父も母も、もういない。母居ればこそ「ふるさと」の感を強く持つ。故郷へ帰るたびに辺りは一変し小学校も廃校になり跡形もなくなった。今や空想の世界で懐かしむことしか叶わない現実に、日向ぼこの温かさはひときわ郷愁をかきたてる。
(日向ぼこ・冬)
◆あとがきより
俳句が縁で人と人が手を携えることができる幸せを声を大にして云いたい。そうすることに依り、社会から孤立することもなく長い人生を全うできる気がするのだ。生意気なことを云うようだが、自分に言い聞かせる意味でもこれからの人生を、俳句とともに歩んで行けることを願っている。
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