情報科学概論

データサイエンス大系

情報科学概論

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出版社
学術図書出版社
著者名
田中琢真
価格
2,640円(本体2,400円+税)
発行年月
2019年2月
判型
A5
ISBN
9784780607024

2進数,プログラム, CPUとは何かから情報理論, RSA暗号,深層学習まで豊富な題材を通じて情報科学および情報工学の基礎を学ぶ。
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 本書の対象読者は将来コンピュータをある程度専門的に使うことになる大学初年次生だ.本書は情報科学と情報工学の基礎知識を述べる.読者は,コンピュータとは何か,コンピュータはどのように動いているのか,その背後にはどのような原理があるのか,それはどのように発展してきたのかを学ぶ.
 本書の構成は以下のとおり.第1章は,コンピュータ登場以前と以後の暮らしの違いを述べる.また,コンピュータの感覚的な定義を導入する.第2章は,コンピュータの中での数値やその他のデータの表現を述べる.論理回路や情報理論とそれに基づく圧縮・誤り訂正符号の概念も導入する.第3章は,ハードウェアとソフトウェアについて解説する.コンピュータの構成要素を述べ,現在普及している機器を紹介する.コンピュータの機能を実現するための電子回路技術も述べる.第4章は,プログラム言語の概念とプログラム開発の技術について述べる.プログラム言語の分類やよいプログラムの書き方も説明し,単純なアルゴリズムも解説する.第5章は,OSと大規模なデータ処理を扱う.第6章は,現代のコンピュータネットワークの仕組みを解説する.利用者に近い部分から説明を始め,続いて物理的実体を説明する.セキュリティ技術やサイバー犯罪も解説する.第7章は,人工知能と近年のコンピューティング(計算)の広がりについて述べる.知能を助ける道具の歴史を紹介し,その最新版として人工知能技術を位置づける.人工知能技術の中からニューラルネットワークを選び,解説する.ニューラルネットワークの発想の元になった神経科学の知識も紹介する.(まえがきより抜粋)

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