女子のたしなみと日本近代

女子のたしなみと日本近代

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出版社
勁草書房
著者名
歌川光一
価格
3,740円(本体3,400円+税)
発行年月
2019年3月
判型
B6
ISBN
9784326654192

近代日本において、音楽はいかに趣味/たしなみとして、女子に受容されていったのか。当時のジェンダー規範との関わりから分析する。

明治後期から大正期、「家庭」概念の登場・普及と軌を一にして、箏や三味線、ピアノ等の音楽は「趣味」としていかに女子に受容されたのか。史料から言説の変遷を検討しつつ、社会のジェンダー規範との交錯により、「趣味」の和洋折衷化と結婚準備としての修養化が進行し、花嫁修業イメージの原型が成立していったことを解明する。

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