本書の目的は、文明の斉一性と段階的発展を、低い段階の民族と高度な民族との関係に注目しながら考察することにある。
上巻には、本書の方法論「文化の科学」、退化論に抗する「文化の発展」、近代西洋と低次文化の関係を示す「文化における残存」、言語の発展理論を探る「感情言語と模倣言語」、数える技能の発展を論じる「数を扱う技能」、神話の発展理論および神話と歴史との関係を述べる「神話論」、アニミズムを定義し、人間とそれ以外の魂に関する教理を探求する「アニミズム(一)」を収める。
『金枝篇』のフレイザーに多大な影響を与えた世界的名著、待望の全訳!
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。