取り寄せ不可
“血塗れメアリー”の事件を経て、初めて友を得た白羽蘇芳の悦びは長く続かなかった。
聖母祭の開催が近づき、“アミティエ”である匂坂マユリと花菱立花との関係に不和が訪れる。
己の想いを自覚する彼女たちの繋がりが罅割れるなか、ニカイアの会の会長・八代譲葉が何者かに殴打される事件が発生。
解決に乗り出す蘇芳の背後では、新たな七不思議“真実の女神”が囁かれていた。
聖なる牢獄で、友情と恋情と劣情に揺れる心。
神に叛する想いに染まり、少女たちが至る結末とは――。
閉ざされた聖域を舞台に、友情と恋情の狭間を喘ぐ稀代の少女小説、春篇完結。
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