ムガル帝国とアクバル大帝

新・人と歴史 拡大版

ムガル帝国とアクバル大帝

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出版社
清水書院
著者名
石田保昭
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2019年3月
判型
B6
ISBN
9784389441364

日本の江戸幕府、中国の清王朝とならんでインドのムガル帝国はアジア旧帝国の最後の形である。
 しかしムガル帝国は、幕藩体制や清王朝の官僚体制のような整然とした統治組織は生み出さなかった。生み出そうとした歩みも途中で挫折してしまったのである。
 本書は、ムガル帝国の実質上の基礎をつくり、また、独自の統治制度改革を試みた第三代目のアクバル大帝の意図・事業を中心にすえながら、ムガル時代の姿を略述し、さまざまな角度からインド中世の実態に迫ったものである。

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