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麹町の飯屋「いろは屋」で常連客に大将と慕われる主、八雲兼四郎。だが、板場に立つのは仮の姿--兼四郎には町方の手の届かぬ悪を闇に葬る”浪人奉行”の裏の顔があった。桜の蕾も膨らみかけた春先、江戸郊外の中野宿で米問屋一家と奉公人が皆殺しされる惨事が勃発。盟友、橘官兵衞らと成敗に向かった兼四郎だったが、下手人として浮上した型破りの浪人集団に翻弄される。外道に地獄を! 民に光を!! 大反響シリーズ、堂々の第六弾!!
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