教師の働き方を変える時短

教師の働き方を変える時短

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
東洋館出版社
著者名
江澤隆輔
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2019年2月
判型
B6
ISBN
9784491036649

なぜ、できる教師ほど早く帰るのか?
効率的に働き、力のある先生になるためには


●学校はいま「危機的状況」

「もう20時か、まだまだかかりそうだな」
「土日も来ないと、月曜までに採点が間に合わないなぁ」

こういったつぶやきは、全国の学校の職員室から聞こえてきます。
現在、教師の多忙な状況は類を見ないほどになっています。授業や行事の準備、部活動などによる時間外勤務が増え続け、小学校教員の7割強、中学校教員の9割が、過労死ラインに達しているという調査結果が現れています。
 まさに今、教師の働き方は危機的状況にあると言えるでしょう。

●効率化できる余地はまだまだある

 実は、学校の業務には、効率化できる余地が多くあります。ミニテストの丸付けは、全部先生がやらないといけないのでしょうか?子どもの提出状況をすべてチェックすべきでしょうか? それだったら、子どもたち自身に任せることで、時間の節約になると同時に、子どもたち自身の力を育むことにもつながります。
 これは、授業準備や生徒指導に限りません。職員会議や事務作業など、学校はまだ「紙文化」が色濃く残っており、ICTによる効率化が十分進んでいるとはいえません。書類をデータで共有・保管したり、表計算や画像編集のソフトを活用するといった、簡単に取り組めるレベルでも、業務の効率化・時短を劇的に図ることができるのです。
本書では、こういった効率化を通じた時短の原則となる5つの考え方、そして具体的なアイディアを40ご紹介しています。

●自分の働き方は、自分で選べる

 学校には「部活後・クラブ活動後も職員室に長く残っているいい先生」「なにからなにまで丁寧にやっている素晴らしい先生」という、長時間労働をする先生こそがいい先生だとする風潮が、多く残っているようです。
 でも、働き方は人それぞれです。短時間で効率的に作業を済ませ、プライベートの校外で多くを学び、授業や子どもたちとの関わりに生かす素敵な先生だって「いい先生」です。そういった自分の目指す働き方を選べるような、効率化・時短のための方策として、本書を参考にしたり、ご自分でも考えてみてください。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top