1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
(まえがきより)
2003年8月、私は九州・小倉の陸上自衛隊第40普通科連隊の連隊長を拝命しました。
そして、そこでイチローさんに出会いました。
ガン雑誌ですばらしい作品を発表するフォトグラファーとしても有名ですが、イチローさんは、何より、
アメリカではガン・インストラクターとしてFBI(連邦捜査局)などとトレーニングを続けている、
卓越した技術と最新の情報を持っている人物でした。
会って、その立ち振る舞いを見た瞬間、私はイチローさんとタッグを組むことができたら、真に強い部隊ができると感じました。
これは、運命ともいえる出会いでした。
快諾を頂き、小倉の部隊は長期にわたって、イチローさんの厳しい、そして内容の濃いトレーニングを受けることになります。
それは、陸上自衛隊という組織がそれまで実施したことのない、実戦に直結したものでした。
そのため、乾いた大地に慈雨が沁み込むような充実した日々になったのです。
本書は、福岡県北九州市の小倉駐屯地に駐屯する第40普通科連隊が、
真に、戦場で必要となる戦闘技術を部外インストラクターから学んだ経緯を記録した
電子書籍『40連隊に戦闘技術の負けはない』を増補・再編集したものです。
どうしたら強くなれるのか…、その答えを求めて訓練に明け暮れた陸上自衛隊・第一線部隊の記録です。
■目次抜粋
第1章 ナガタ・イチロー氏との出会い
日本生まれ、アメリカ国籍のインストラクター
心揺さぶられる言葉
第2章 ガンハンドリングができない部隊は実戦では戦えない
隊員たちが求めるリアルな訓練
他部隊が連隊の訓練教官の若さに驚く ほか
第3章 実戦で必要な知識・行動
建物の掃討は訓練していないと大きな損害が発生する
正確で速い至近距離射撃の必要性 ほか
第4章 ガンビー(Gumby)訓練に隊員痺れる
究極の状況で対応力を鍛える
頭が真っ白になると顔色も白くなる ほか
第5章 実戦的な訓練の追求とサバゲーチームとの真剣勝負
電動モデルガンを使用した戦闘訓練の重要性
電動モデルガンでできないことは実銃でもできない ほか
第6章 人生・訓練に対する考え方
休憩を入れる部隊は強いのか
何をすれば強くなるか、どんな部隊が強いのか ほか
*************************************************
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。