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坂口安吾の天皇論、反戦論を読むための小冊子
堕落論の発表から約2年後の日本で、坂口安吾が考える、国民と天皇の実質的で礼節ある関係とはいかなるものか?
「天皇陛下にささぐる言葉」
1948年1月「風報」に掲載。敗戦翌年に始まる昭和天皇の巡幸について、先回りして焼け跡がきれいに清掃されることをある雑誌が「天皇はホウキである」と諷刺した―。この出来事から書き始めるアンゴ流天皇論。
「もう軍備はいらない」
警察予備隊が保安隊に改編された同時期の、「文學界」1952年10月号に掲載。日本の再軍備化について、戦時中の東京の記憶を交えながら考えを記す。
そのほか「堕落論」(1946、初出誌版)、「天皇小論」(1946)など合計4篇を収録。
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