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日本ワインの現状が分かるデータと、ご当地料理&日本ワインの組み合わせや、ブドウ品種などを詳しく解説しました。他に類を見ない、新たな歴史の始まりを迎えた日本ワインを取り巻く情報が読み取れる、コミックエッセイ仕立ての「ワイナリーガイド」です。国際的映画祭で数々の受賞を果たした、日本ワインの生産者を描いた映画「ウスケボーイズ」も公開され、日本ワインに対する認知度や評価が高まっています。
下巻は、日本の新興産地、北海道から九州までを網羅しました。
いま、私たちは「日本ワイン維新」といわれる歴史が変わる瞬間に立ち会っています。2018年10月30日に日本ワインの法的定義が定められました。そして2019年2月1日には、「日欧経済連携協定(EPA)」が発効され、欧州産ワインの関税撤廃による恩恵が話題になっているだけではなく、日本ワインの生産者にとっても本場・欧州市場への門戸が開かれることになりました。日本全国各地の個性と特徴を表現した日本ならではの味わいが欧州各国へも広く輸出され、和食とともに楽しまれる機会にもなります。
そんな状況をふまえて、本書の上下巻をお楽しみください。
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