カール・マルクスの哲学

リベルタス学術叢書

カール・マルクスの哲学

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出版社
リベルタス出版
著者名
ミヒャエル・クヴァンテ , 大河内泰樹 , 瀬川真吾 , 明石英人 , 菊地賢
価格
3,850円(本体3,500円+税)
発行年月
2019年1月
判型
A5
ISBN
9784905208099

本書は、現代ドイツを代表する哲学者の一人であるミヒャエル・クヴァンテのマルクス論である。ヘーゲル研究および生命倫理学、メタ倫理学研究で知られ、すでに多くの著作が日本語に翻訳もされているクヴァンテだが、他方で彼は以前からマルクスにも強い関心を持ってきた。本書はそうした彼の初めてのまとまったマルクス論集である。本書の特徴は、あえてマルクスの思想を哲学から理解しようとする点にある。それに伴って、同時代のヘーゲル左派の論争、そしてなによりもヘーゲルとの対決が当然取り上げられているが、それは同時に行為論を中心に現代の哲学的な問題にも関連づけられており、全く新しい哲学的マルクス像を提示するものである。

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