三条実美

中公新書

三条実美

取り寄せ不可

出版社
中央公論新社
著者名
内藤一成
価格
924円(本体840円+税)
発行年月
2019年2月
判型
新書
ISBN
9784121025289

三条実美(1837~91)は、過激な攘夷派公家、七卿都落ちで知られ、明治維新後は新政府で右大臣・太政大臣としてトップとなる。だが、征韓論の議論をまとめきれず卒倒。無能な人物とされてきた。しかしそのような人物が、維新後18年もの間、なぜ政権の頂点に居続けられたのか――。本書は、時代の寵児として脚光を浴びた青年期から、空白だった太宰府時代、脇役とされた新政府内での動向など、その生涯を丹念に追い、三条の実像を描く。

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