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“ブラザー”・ホリスが語る
貧困、暴力、人種差別、投票権、文化の闘い!
本書は、アメリカ公民権闘争に関する研究で
見落とされがちだった地道な草の根の活動を、
ミシシッピ州の活動家ホリス・ワトキンズが語る
貴重な証言である。
そこには黒人たちの長い日常的な闘争、
多様な活動の歴史が語られ、読み手の注意を引く。
著書ホリス・ワトキンズは、
1960年代の若い黒人たちを主な構成員とする
学生非暴力調整委員会(SNCC)の複雑な内情、
白人学生ボランティアの導入をめぐる指針の変容などを、
他組織や社会とのかかわりをもたせながら赤裸々に語る。
さらに「公民権運動」という言葉は
メディアの作った言葉として1960年代に限定して
使いつつ、それよりも長期にわたる諸々の活動の実態を、
公民権の新たな指導者育成組織サザーン・エコー創設と
その今に至る活動なども射程に入れて、
人が人として生きる生活感覚から深く詳らかに語る。
21世紀の今も
ミシシッピ州で公民権の活動を続けるホリス・ワトキンズは、
実践経験から知恵を練り上げる。
その語りは、現代社会の差別や分断の諸問題を
「自分で考えて新しい扉を開いてほしい」
という、若者への強いメッセージである。
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