18世紀~19世紀末のアメリカで
〈知的コミュニティ〉がどのように立ち上がり、
「国家形成」に影響を与えたのか、
人々の繋がりからアメリカの知的独立への道をたどる。
独立戦争を経て、民主的な国家建設をめざしていた
18~19世紀のアメリカ。
文学・哲学・科学・博物学等、各分野の知識人たちは、
建国の精神を反映し、改革・発展の使命感と
ヨーロッパからの精神的自立・独立を志向し、
さまざまな〈知のコミュニティ〉を形成した。
近年、「グローバル化」と対置する形で「コミュニティ」の概念が
注目されている。
本書は、18世紀アメリカのアイデンティティ確立に貢献した
人々の繋がりを浮き彫りにし、その「コミュニティ概念」形成を
先駆けた18~19世紀のアメリカを新たに見直す論集である。
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